ふじた学のメールマガジン 第61号 2025年12月23日 ////////////////////////
◯心の教育サポートと家庭支援についての取り組み
近年、子どもたちの心の健康や教育環境の整備が重要視されています。町田市では、不登校対策やいじめ対策、自殺防止対策、貧困問題などさまざまな観点から、子どもたちとその家庭への支援を強化しています。
まず、不登校対策として「学びの多様化プロジェクト2024-2028」を策定し、年間30日以上欠席している児童・生徒に対し、相談の場や学びの場の確保を重視しています。具体的には、全中学校にスクールカウンセラーを配置し、教育支援センターを新たに設置しています。保護者向けには情報交換や交流の場として「保護者の集い」を開催し、民間のフリースクールとも連携を図っています。
いじめ対策については、「いじめ防止基本方針」に基づき、全学年でいじめに関する授業を実施し、心理検査を通じて児童・生徒の状況を把握しています。相談窓口の情報をタブレット端末に登録し、気軽に相談できる環境を整えています。定期的な研修を行い、教職員の対応力を高めることも目指しています。
自殺防止に関しては、「まちだ健康づくり推進プラン」と連動し、様々な困難やストレスへの対処法を学ぶ授業を行っています。命の危機を感じた場合には、速やかに専門機関との連携を図り、適切な支援を行う体制を整えています。
また、貧困や教育格差への対応として、就学援助制度を実施し、経済的理由で困難を抱える家庭を支援しています。さらに、学習支援事業「まこちゃん教室」では、地域の大学生が学習支援員となり、基礎学力の向上を目指しています。
最後に、児童相談所や子ども家庭支援課との連携を強化し、学校と地域、福祉、医療が一体となって子どもたちを支える環境を整えています。学校が早期に子どもの変化を察知し、必要な支援を行うことで、より健全な成長を促進する取り組みが進められています。
これらの施策を通じて、町田市はすべての子どもが安心して成長できる社会の実現を目指していきます。
◯学校と地域、福祉との連携強化について
町田市では、学校が児童生徒の変化を察知する重要な役割を担っており、虐待や不適切な養育の兆候を見逃さないよう努めています。具体的には、児童生徒からのSOSや訴えがあった場合、児童相談所や子ども家庭支援課に迅速に通報し、必要に応じて合同で会議を開き、適切な対応を協議しています。
また、市内の児童養護施設との連携も強化されており、入所児童の学習支援や心理的ケアについて情報交換を行っています。多数の家庭が抱える問題に対しては、事案ごとに関連機関と連携し、支援の方向性を確認するための会議を頻繁に開催しています。特に、今年6月に開所した町田児童相談所との関係も深まっており、学校との連携が一層強化されているとのことです。
このように、町田市の教育委員会は2030年度を見据え、地域、福祉、医療との連携を引き続き進める方針です。家庭支援が一層迅速に行えるようになったことは、児童相談所開所による大きなメリットであり、虐待防止の取り組みを強化しています。学校と地域の連携を深化させ、すべての子どもが安心して成長できる環境を整える努力が続けられています。
◯学ちゃんのS N Sより◯ 12月10日(水)
藤田学の本会議登壇が、
町田市議会ホームページ→本会議録画中継 にアップされました。
○令和7年12月定例会(第4回)
○12月8日 1番目10時
一般質問 藤田 学
1 人口減少・少子高齢化社会における地方行政の役割について
2 町田市の新公会計制度について
3 心の教育サポートと家庭支援について
4 市内小学校調理室空調配備、設置状況と熱中症対策労務環境について
#未来への不安を夢と希望に変える #ふじた学 #町田市議 #自民党
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