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ふじた学のメールマガジン 第41号    2024年5月27日  ////////////////////////

災害関連死を考える・・台湾に学ぶ
 能登半島地震もう5ヶ月が経ちました。しかし、多くの避難者がまだ生活再建もできないでいます。また、避難生活に伴う体調悪化などで亡くなった「災害関連死」の認定が追いつかないほど増えているそうです。
 避難施設での生活や車中泊などで心身に負荷が生じ、各種疾患で死亡するケースが目立ち、避難施設で、新型コロナウイルスやインフルエンザに感染し、亡くなったケースもあるようです。
4月に台湾で地震が発災しました。その時の避難施設の等の対応は学ぶべきことが多いと注目されました。台湾では、地震が発生してから、わずか2、3時間で避難施設が設営されています。避難施設は、冷房完備、簡易ベッドが備えられたプライバシーに配慮したテントが設置され、女性専用や特別支援者専用の寝室も設置されました。避難者への食事や水などすぐに用意されました。他にも、無料Wi-Fi、充電サービス、電話サービス、無料アロママッサージ、子どもが遊ぶスペースなど設けられたそうです。
 地震が発生して、1時間で、市や各支援団体を結ぶLINEグループが立ち上がり、必要な物資の情報交換が始まります。
 台湾では、災害時に備えて、日ごろから官民協力の仕組みができています。平常時から、自治体と各ボランティア団体が頻繁に顔を合わせて、災害時の避難訓練や研修を実施しているそうです。今回の地震でも、民間団体が、テント・毛布・ベッド・食事を提供。また、子どもの心のケアもされました。カウンセリング、マッサージサービス等、ケア活動を行なったのも民間団体です。普段からの官民連携が震災対応にも生きたとのことです。台湾から学ぶことは多いです。

6月4日から市議会定例会! 3月定例会の学の本会議質問概要。
#忠生スポーツ公園
◯学:忠生スポーツ公園第二次整備基本計画の策定の経緯と基本計画に定めた公園の整備内容、整備スケジュールは。
◯市長:最終処分場の利用を推進するため計画を策定いたしました。スポーツ施設のほかにプロムナード・イベントスペースを整備することにし、32年度に開園いたします。
#DX
◯学 :町田市デジタル化総合戦略で目指すまちの姿は。
◯榎本副市長 :誰一人取り残さない人に優しいデジタル社会を目指していきます
#難聴対策 #ヒアリングフレイル
◯学:難聴(ヒアリングフレイル)と介護予防、認知症予防の取組を。
◯いきいき生活部長 :加齢性難聴に関するリーフレットの配布や、聴こえの状態を確認できるアプリを活用した取組などを検討しています。これらの取組は、町田市医師会と協力して進めていきます。

学ちゃんのS N Sつぶやき\(^^)/
今年の田植えも、こどもたちが主役!みんな上手でした。さすが小山田のこどもたちです。現役の学校の先生たちも、元小学校の先生たちも、地域の方々も大勢参加してくれました。本当にありがたいことです。こどもたちと一緒に感謝、感謝の田んぼがはじまりました。


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ふじた学のメールマガジン 第40号    2024年5月15日  ////////////////////////

 年齢や性別、障がいの有無等にかかわらず、誰もが身近な地域で支え合い、自分らしく生きることができる共生社会の実現を目指すため、町田市では「町田市障がい者差別をなくし誰もがともに生きる社会づくり条例」を制定し、2024年10月1日に施行します。

 障がいがある人もない人もみな、かけがえのない個人として尊重され、地域社会の一員として、自らの意思で日々の生活を選択し、余暇を楽しみ、自分らしく生きる権利をもっています。 
こうした考えのもと、町田市では1972年に全国で初めて車いすのままで乗車できるリフト付きバス「やまゆり号」の運行を開始して以来、全国に先駆けて「町田市の建築等に関する福祉環境整備要綱」を制定し、市内にある鉄道の駅の全てにエレベーターを設置するなと、福祉のまちづくりの取組を行ってきました。 
    また、1998年に障がい者施策の基本理念を「いのちの価値に優劣はない」と定め、市民一人ひとりのいのちの尊さを等しくかがやかせることができるよう、障がい者の社会参加の機会を設ける取組を進めてきました。そして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催の折には、パラリンピアンとの交流をきっかけに、国からこれまでの福祉のまちづくりや心のバリアフリーの取組などが評価され、2020年に「共生社会ホストタウン」の認定を受けています。 
その後、2023年の閣議決定においては、障がいを理由とする差別の相談及び紛争の防止等のための体制整備について、市区町村が基本的な役割を果たすことを求められています。 
障がい者への差別をなくし、誰もがともに生きる社会をつくるためには、市、事業者、そして大人や子ども、高齢者や障がい者も含めた市民一人ひとりが、今なお社会に存在する様々な障壁や、障がいに対する誤解や偏見をなくしていかなければなりません。 
ここに町田市は、年齢や性別、障がいの有無等にかかわらず、誰もが身近な地域で支え合い、自分らしく生きることができる共生社会の実現を目指すため、この条例を制定します。(条文より)
何よりも市民や事業者への周知が大事なことと思っています。特に事業者には、合理的配慮が義務とされました。
健康福祉常任委員会で、周知を求めました。担当課長より、「条例、また、条例の理念の周知、障がいのある人のことや、合理的配慮については幅広く周知を行なっていきたい。今回、条例検討部会を設置し、事業者の代表、障がい者の代表も含めて検討していただきました。いろいろな業態の方に対してのアプローチもありますし、こちらから出前式でいって周知などを図っていきたい」と答弁も得ました。
これからも、市民の皆さんの協力をいただきながら、共に、障がい者や多様性への理解を深め、パラリンピックレガシー、共生社会の実現を創りあげていきたいと願っています。

学ちゃんのS N Sつぶやき\(^^)/
町田市議会の有志で、パラスポーツの体験や観戦などを通して、パラスポーツや障がい者への理解など、共生社会を目指して行こうと、パラスポーツ部を結成しました。
 庶務(会計)を担ってくれた矢口まゆ議員はじめ13名の部員の皆さんに支えていただきながら、部長頑張ります!
 とにかく楽しい部活動にしていきたいです。
 町田市議会パラスポーツ部、宜しくお願い致します。

ふじた学のメールマガジン 第39号    2024年5月10日  ////////////////////////

ヒアリングフレイル(難聴)と認知症予防 (3月22日本会議で質問)
 難聴は、「見えない障がい」、「微笑みの障がい」と言われており、他人からは気づきづらく、本人からも言い出しづらいものと言われています。
 2019年時点で難聴の方は、全国で1430万人おり、高齢化に伴い、特に加齢性難聴の方が増加していると聞いています。
 加齢性難聴、いわゆるヒアリングフレイルは、聴覚機能の低下によるコミュニケーションの問題やQ O L(生活の質)の低下などを含め、身体の衰え、フレイルの一つです。
 町田市においては、既に町トレを始めとして、様々な介護予防・フレイル予防の取り組みを進めています。高齢者が、社会との接点や人付き合いを維持し、人とのコミュニケーションを図りながら、いつまでも元気に暮らし続けるためには、介護予防及び認知症予防としてのヒアリングフレイル対策に取り組むことも必要です。
 ヒアリングフレイル対策は、耳の機能をより長く維持させるための取り組みであり、聴力の維持に努めることは、認知症の危険因子を取り除くことにつながります。
 また、聴力の維持は、人とのコミュニケーションを図る上で重要であり、介護予防に必要な要素の一つである社会参加の機会を維持することにもつながります。
 町田市では、医師会と協力して、高齢者の皆様がご自身の聴こえの状態を把握し、必要な方に速やかに受診していただくための啓発活動として、介護予防の講座等における加齢性難聴に関するリーフレットの配布や、聴こえの状態を確認できるアプリを活用した取り組みなどを検討しています。
 多くの方がヒアリングフレイルを理解し、行政や医療機関のみならず、様々な立場の方が連携して聴こえの課題改善に取り組んでいくことが重要です。
 具体的には、啓発用のリーフレットにつきましては、ご自身で聞こえの状態を確認できるチェックリストやアプリの紹介のほか、相談できる医療機関の一覧など、早期受診につなげるために必要な情報を掲載する予定です。紹介するアプリにつきましては、いつでも手元にあるスマートフォン等を使い、クイズ形式で楽しみながら簡単に聴こえの状態を確認できるものとする予定です。これらのツールは、市が行うフレイルチェック会などの介護予防イベントで活用します。具体的には、アプリのダウンロード及び操作方法の説明や、リーフレットの配布などを検討しています。
 このほか、高齢者支援センターやふれあい館など高齢者が利用する施設においてもリーフレットを配布するなど、多くの方に聴こえの問題に関心を持っていただけるよう啓発活動に、医師会と協力して、取り組みを進めています。
 ヒアリングフレイル対策としては、早期の対応も重要です。その主なものが補聴器などの装着による聴力の維持改善とのことです。ただ、自身に合った適切な補聴器を選ぶとともに。購入後も変化する聴力に合わせた適切な対応も必要です。例えば、難聴にも「伝音性難聴」と「感音性難聴」、そして「混合性難聴」という3つの種類があります。聴こえるかどうかは、音を大きくしても解決できない、補聴器が適さない場合もあります。補聴器を購入したが、使用していない人も多いという一方のデーターもあります。難聴の疑いがあったら、耳鼻科を受診し、その方にあった適切な方法、補聴器などを選択することからがまず大切なプロセスとなります。
 そして、認知症等につながる社会参画を促しにくいなどを解決するためには、様々な立場の人が連携して聴こえの問題に取り組む仕組みづくりが必要です。それが、これから町田市が取り組もうとしている、「聴こえの簡易チェックを他職種で連携し実現、地域包括ヒアリングケアシステムの構築」です。
 みんなが聴こえの問題を解決して、外に出て、積極的に人とのコミュニケーションや遊び、仕事、地域活動を楽しんでいく、何よりの認知症予防です。それが、みなさんのQ O L(生活の質)の向上につながっていきます。ご自身の聴こえを大切にしていきましょう。

学ちゃんのS N Sから\(^^)/
町田4ロータリークラブ合同例会で、フリーアナウンサー笠井信輔さんに、「足し算で生きる〜がんステージ4からの生還」のお話をいただきました。QOL(=治療生活、入院生活の質)に思いを深くしました。いただいた本は、骨髄ドナーとなっていらい私のライフワークとして取り組んでいる「がんとの共生、こどもホスピス」のバイブルとなりました。

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