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ふじた学のメールマガジン 第54号  2025年10月14日 //////////////////////// がんママカフェへの感謝と支援の必要性 先月、町田市と唐木田で活動してきた「がんママカフェ
ふじた学のメールマガジン 第54号  2025年10月14日 ////////////////////////
がんママカフェへの感謝と支援の必要性
先月、町田市と唐木田で活動してきた「がんママカフェ」の活動終了のお知らせをいただきました。この機会に、がんママカフェへの深い感謝の気持ちをお伝えし、特に支援を必要とする方々について考えを寄せたいと思います。
がんママカフェは、がんを抱える母親たちが集まり、互いに優しく支え合う約11年間の大切な活動でした。私自身は当事者ではありませんが、皆さんから多くの貴重な体験や思いを学ばせていただきました。その中でも、特に心に残ったのは、がん治療を受ける中で直面するさまざまな困難です。シングルマザーや家庭の支えがない方々、さらには介護が必要な家族を抱える方々が、共通して支援を必要としています。
たとえば、がんで入院する際、預け先がないという問題は多くの方にとって大きな負担となります。これらの方々が安心して治療に専念できるよう、地域の支援体制を整えることが重要です。
私もこの問題に取り組んできました。地域の保健師や児童支援機関と協力し、相談できる窓口の増設や、ショートステイの充実など、具体的な解決策を検討しています。また、がん治療によって外見に変化が生じた際の支援も必要です。町田市が始めた「アピアランスケア助成事業」は、非常に意義深い取り組みです。この助成が、多くの患者様やご家族の心の支えとなることを期待しています。
先日、がんママカフェのお別れ会に参加する機会をいただき、そこで私も感謝のスピーチをさせていただきました。お別れ会では、参加者の皆さんの温かい思いをお聞きし、活動の中で築かれた絆がどれほど大切であったかを再確認することができました。約11年にわたって続いてきたこの活動が、多くの母親たちやその家族に希望や支えを与えてきたことを感じ、心が温かくなりました。
これからも、がんと共生する社会の実現に向けて、孤立を感じる方々を支え続けたいと思っています。忙しい現代社会の中で、私たちが手を取り合い、助け合える環境を整えていくことが必要です。全ての人が安心して治療を受け、より良い生活を送ることができる社会の実現を目指します。
最後に、がんママカフェの皆様、そして支えてくださった全ての方々に心から感謝いたします。がんに関する理解を深め、共に助け合いながら、誰もが支援を受けられる社会を目指していきましょう
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