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ふじた学のメールマガジン 第35号    2023年12月5日  //////////////////////////////// 町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト(通称:町プロ) コロナ

ふじた学のメールマガジン 第35号    2023年12月5日  ////////////////////////////////

町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト(通称:町プロ)

コロナ禍には、在宅医療・介護の充実を痛感しました。町田市の在宅医療の需要は今後増加することが見込まれています。「令和3年度町田市死亡小票分析報告書」によると、在宅療養の患者数は、2020 年度の2,476人から2025年度には 3,089人、2035年度には 3,999 人に増えると推計されています。今後、町田市においても高齢化の進展に伴い、在宅医療に対するニーズは高まっています。これらのニーズに対応できるよう、地域の医療・介護関係者の協力のもと、在宅療養の充実に向けた体制づくりが求められています。しかし、6割程度の人が、在宅医療を希望していますが、そのうち4割程度が、実現が難しいと考えているのが現実です。

「町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト(通称:町プロ)」をご存じですか。「まちプロ」は、町田市の高齢者がいつまでも住み慣れた地域で安心して暮らしていくことができるように、市内の高齢者の在宅療養を支えるため、医療と介護をはじめとした多職種の連携の促進等を目的とした取り組みです。

町田市では、2013年10月に、この取組を協議するための体制として、町田市医師会が中心となり、市と連携して運営しようと発足し、以来、定期的に研修会や協議会を開催しています。この協議会には、医師会と市のほか、町田市歯科医師会、町田薬剤師会、町田市訪問看護ステーション連絡会、町田市高齢者支援センターなど、16団体が加入しています。そして、地域の医療・介護サービス資源情報の共有化 市内の医療・介護資源をリスト・マップ化した「医療と介護の資源マップ」の活用を促進、 医療・介護連携のための仕組みをつくり、 高齢者の在宅療養を支援するにあたり、医療と介護の関係者か効率的・効果的に連携するための取り組みなどを進めています。

さらに、医療と介護の連携支援センターを設立し、医療職や介護職に向けて当該センターの周知を図り、各専門職からの相談にも対応しています。また地域ケア会議を通じて、地域ごとの医療と介護の連携に関する課題を把握し、 解決を目指すとともに、効果的な取組について他の地域への展開も行っています。 入退院支援における医療・介護連携の仕組みの構築 高齢者が病院に入院してから、退院し在宅生活に戻るまでの間、病院と在宅の支援者が円滑に情報共有を行うため、ケアマネサマリー及び退院調整シートの更なる活用を行い、ケアマネサマリーについては、入院時だけでなく、外来受診時における活用も促進しています。

また、お薬手帳を活用した連携の仕組の構築 、在宅高齢者の重複服薬の防止、自身での健康状態の把握といった目的に加え、在宅高齢者に関わる専門職が日常の気づきをお薬手帳へ書き込むことで、多職種間の情報共有も促進しています。などなど、医療と介護の両方が必要となっても、住み慣れた自宅で自分らしい暮らしを続けられるよう医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制(地域包括ケアシステム)の構築をめざしながら、医療・介護の専門職は、それぞれのサービスの提供だけでなく、関係機関が図りながら、チームで皆さんの在宅療養を支援しています。

市民向け啓発講座等の実施 在宅療養に係る知識や、町田市の取り組みの理解を深めてもらうため、市民向け講座も積極的に実施し、 市民向けガイドブック等、プロジェクトの成果物を活用し、市民に対しプロジェクトの広報活動を促進しています。市民の皆さんに「まちプロ」をもっともっと知っていただきたいです。そして、活用していだだきたく思います。

 

町田市議会第4回定例会が開催されています。

11月29日より町田市議会第4回定例会が開会、12月22日までの会期です。学の本会議(一般質問)の登壇は、12月7日(木)トップバッター10時となりました。 ①ごみ減量と資源化等の取組について ②在宅医療・介護の充実を求めて ③障がい者への就労支援と修学支援を求めて、の3項目を質問予定です。

※町田市議会ホームページより、インターネットライブ中継(録画もあり)もされます。

今年最後の定例会、最後までしっかりと頑張ります

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