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藤田学のメールマガジン 第20号  新しい未来 Children First  2022年4月5日

藤田学のメールマガジン 第20号 
新しい未来 Children First 
2022年4月5日
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 新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置が、321日をもって解除されました。この期間、自粛していた朝の市政報告も再開いたします。

 おかげさまで、220日、6期目の当選を果たすことでき、次の日から、とにかくがむしゃらに活動をしています。

今回の選挙は、まん延防止の真っ最中でもあり、特に子どもたちへの感染が広がり、保育園も休園、小中学校も、学級、学年閉鎖も相次ぎました。選挙中も、「子どもが濃厚接触者となり保育園にあずけることができずに、仕事もできず、明日の生活もみえない」、「子どもたちが学校に行けないのは、あまりにもかわいそう。一生に一度の貴重な時なのに」、「家族が感染してしまった。どうしたら良いのか」・・・・・本当に切実な相談をいただいてきました。今も一人ひとりに寄り添いながら、まだこの現状を、市、都、国にも相談しながら、訴え、届けています。

 ウクライナへのロシアの非人道的な侵攻は決して許されることではありません。女性や子どもたち、多くの命が犠牲となっています。町田市議会でも[ロシアによるウクライナ侵略及び核による武力威嚇に対し講義する決議]を全会一致で採択し、ウクライナの平和な日々をただただ願うばかりです。私自身も私にできることは何か、自分自身に問いかけながら活動しています。町田市でも、日本赤十字社の「ウクライナ人道危機救援金」を市庁舎等多くの公共施設に設置し、呼びかけるなど、市民の皆さんのあたたかいご協力もいただきながら、ウクライナへ心を寄せながら、日々、支援のあり方を検討しながら、できるところからの支援を続けています。長期化も心配されています。難民の受け入れも、教育機関や国際N G ON P O、民間等とも連携しながら、自治体としても役務を果たし、生活、生きる支援を、これからもしていきます。

 また、ウクライナ情勢は、国内、市内経済にも大きな影響を及ぼし始めました。原油高、物価高で、建設業、飲食業をはじめ多方面から、事業を継続する上で、コロナ禍での打撃も重なり、大変厳しいとの相談も多くいただいています。また、明日の生活もまた見えなくなった。もう生きていけないとの悲痛な声も増え続けています。政府も緊急経済、生活対策を行なっているところですが、国、都とも一層連携を深めながら、一事業所、一人ひとりに寄り添っていきます。何でも相談してください。まわりに困っている方がいたら声をかけくれたらありがたいです。一人じゃない、みんなで寄り添いながら乗り越えていきましょう。

 6期目に当選しての初登壇は、これまで求め続け、今年度主要事業として予算計上された、「成年後見制度利用促進」について質疑に立ちました。国も孤独・孤立対策として、各自治体で「成年後見制度利用促進計画」を策定することなどを促し、力を入れています。質疑を通して、主旨である、「認知症、知的障害その他の精神上の障害があることにより財産の管理や日常生活等に支障がある人たちを社会全体で支え合う」ということを、一層、周知して、一人ひとりに寄り添うことを求め、社会福祉協議会をはじめ多くの団体、民間とも連携して、あらゆる事業などを通して、周知、寄り添っていくことを確認し合いました。まずは、ご相談ください。

 先日、市内病院の看護師さんらから、切実な相談をいただきました。

「当院では、退院後訪問の看護師は今1名ですが1年間で300から350件ほどの退院後訪問を行なっています。また、退院時に在宅介護が不安である患者様のご自宅まで同行して、在宅環境を整えることもしています。訪問看護ステーションの場合、駐車許可証を申請して頂くようですが、病院から訪問看護は退院後1か月の間に5回しか行くことができず、患者様の体調によっては急にいくこともあるので、時間をかけて申請することは難しい状況です。極力、コインパークを探すようにしていますが、徒歩10分以上広げてもコインパークがなかったり、満車であることも多いです。また、住民が申請できる敷地内の駐車場がある場合は借りて頂けるようにお声掛けしますが、高齢者の方は、その申請方法がわからず手配することが困難であるのが現実です。そんな状況下でも、患者様は訪問を必要として待っているので、以前、やもえず団地敷地内の道幅が広いところを探して、駐車し、フロントガラスの見えるところに訪問先と訪問予定時間と当院の病院名と私の社用携帯電話の番号を書いたものを掲示し、30分の訪問に行きました。その間に、私の携帯には電話はなく、車に戻ったら駐車禁止を貼られていました」。

 みなさん、どう思われたでしょうか。このことは、稀なケースで無く、繰り返されているようです。しかし、患者さんの健康や生命を思えば、駐車禁止を覚悟しながらも行っているのが現状です。患者さんを見捨てることはできないのです。しかし、この状況が続けば、訪問看護を続けることは困難になります。

 在宅医療・療養を支える訪問看護や訪問介護といった事業所が、訪問時の駐車場所の確保に苦慮しているというこの問題は、在宅療養者の生命に関わる重大なことです。私は、今回本会議(一般質問)で、取り上げて訴えました。市も、緊急に解決すべき重要な課題と認識しています。これまでも取り上げてきた課題でもありますが、国や警察、東京都とも連携して、早急に解決できるように一層努めていきます。さらに、地域住民からの通報のケースも多々あるようです。訪問看護、介護を推進していく大切さも含め、地域の皆さんの理解と協力を頂けるように、周知していかねばと思っています。

 選挙中、小児科医である自見はなこ参議院議員が応援に駆けつけていただきました。自見先生とは、チルドレンファースト社会を目指して、ご指導をいただきながら一緒に活動させていただいています。小山田神社での出陣式で、小児がんや難病に苦しむ子どもたちに寄り添っていきたいと、私のライフワークのお話をさせていただきました。共感いただいた支援者の方から、選挙が終わってすぐに、医療的ケア児のお母さんから、相談をいただきました。「この子を保育園に行かせてあげたい。小学校に行かせてあげたい」。切実な思いです。医療的ケア児が限られた命の中で、ずっと生きていく中で、希望をもって生きていって欲しい。ずっと取り組んできました。町田市では、医療的ケア児とその家族が地域で安心して暮らせるよう、町田市子ども発達支援計画の行動計画に基づき、保健所や学校など関係部署と連携し支援を行っています。医療的ケア児への支援いついては、2018年度に策定した「医療的ケア児の保育所等受け入れガイドライン」に基づき、公立保育園に看護師を配置し受け入れを行っています。小学校入学後も必要な医療的ケアが受けられるように、学校と連携し、引き続き看護師の配置を行っています。町田市では、2020年から1人の医療的ケア児を受け入れることができるようになりました。小学校でも2名の通学できるようになりました。1人、2人からですが、一人ひとりに寄り添いながら、ケースケースの課題を乗り越えながら、国や東京都からの支援やご指導をいただきながら、町田市、教育委員会とも協力し合いながら広げていきたいと、活動していきたいと思っています。

 医療的ケア児のご家族へも多くの助けが必要です。1人で抱え込んでしまっている保護者も多いです。家族への支援についても、保健所の保健師や子ども発達センターの医療的ケア児コーディネーターが中心となり、相談支援を行っていますが、私自身が一人ひとりに寄り添いながら、みんなで支え合える社会づくりにも汗をかいていきます。

 コロナ禍で、ウクライナでロシアの侵攻、戦争で、生きる希望を失い、命をも失うのは、女性、子ども、高齢者、障がい者等、弱い立場にある人たちであることを目の当たりにしています。そういう社会ではいけない、政治は弱い人たちのためある。戦後世代の一人の政治家として、理想を常に胸に抱きながら、現実と向き合い、市民一人ひとりに寄り添いながら、新しい期も働いていきます。どうぞ宜しくお願い致します。

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